「Jリーグチームスポンサー」という名の漂白剤
突然だが大分の新スポンサーの話。
そう言えば大分の新スポンサーは今晩、街中(首都圏)を歩いていたらトラック広告を出していたな~。今PRに一生懸命な企業なのかもしれんね。
まあスポンサーシップが決まったと発表された段階で「果たしてこれって良いのか?」と不謹慎ではあるが私も思った。他聞にしてステレオタイプな見方なのは自分でも分かっているし、大分サポーターがスポンサー決定後の試合で掲出した「マルハンありがとう」という横断幕には申し訳ないのだが。
企業のスポンサーシップには3種類あると思っている。
一つめは、もともとそのチームのメディアでの露出が高く広告を出すことによって企業・商品の認知度向上に繋がるもの。
二つめは、広告価値もある程度は求めつつ、地域もしくは社会的メセナを意識したもの。
三つ目は、広告価値よりもダークな業界イメージ、企業イメージを払拭するためのツールとしてのスポンサーシップ。
問題は三番目「我々はこんな有名なスポーツチームを支援・運営している」から素晴らしい企業だと吹聴するスポンサーシップ。このマルハンという企業はネットにネガティブ情報もなさそうだし、創業して間もない1960年代から多角化しているのでしっかりした企業であるように思えるので今回のケースにははまらないと思うことを前提に話すが、結構スポーツチームを利用して自己のダーティイメージを払拭する事例は多い。
例えば一昔前、F3000(現在のフォーミュラニッポン)に参戦していたある企業の冠のついたチームがあった。
何をやっている会社なのかはよく分からないが黒い車体にモータースポーツ好きだったら誰でも知っている国内トップドライバーを起用。また有名な俳優を総監督に起用し、そこそこ上位を走っていた。
しかし、その実態はテレフォンアポイントでトラブルを起こしている会社。自分の家にそのアポイントの電話が掛かってきて「○○」って知っていますか?と聴かれて、「あーあのF3000のチームをやっている会社ですか?」と言ったら最後。今からすぐ近くの駅まで来るから会ってくれだとか五月蠅く言われた記憶が私にもある。
まあMLMとかネットワークビジネスとかアポイントビジネスは人間の信頼関係とかにつけ込むのが反吐が出るくらい大嫌いなのですぐ巻いたけど。そんなのにノコノコ付き合ったらこんなトラブルになる可能性があった。先方の電話の内容と話し方ですぐ察したけど懐かしい思い出だ。
その内情を知っているだけにF1を見に鈴鹿に行ったとき、その会社が企業ロゴ付き景品がもらえるアンケートをしていたのに、大量のモータースポーツ好きな人達が我先に群がってあの「○○」チーム運営企業のアンケートと勝手に解釈して笑顔で何の疑いもなく回答していたのには驚いた。
実際あのアンケートがその後どのように使われるのは容易に想像できたからだ。正に鴨が葱を背負ってくるって感じだった。(苦笑)
マルハンについては前述の通り悪い評判もなさそうだし、ボーリング場やレストラン業など総合アミューズ系企業としての側面もあることから実情は何も知らないがあまりこの会社のスポンサーシップに現在はあまり心配する必要はないと思う。
しかし、企業そのものに問題はなくても、一旦たがが外れてしまったことも又事実。門戸がなし崩し的に開かれた後、群がる企業には、自己の暗部や恥部を「Jリーグチームのスポンサー」という漂白剤で表だけ綺麗にしようとする企業があっても可笑しくない。ある健康食品があるJリーグチームのメインスポンサーだから立派な企業だと思っている人もいただろうし、ある太陽熱温水機の企業はヨットやサッカーチーム(まあ後者は当時知名度低かったけど)をスポンサーしていたが、これも訪販の方法について問題が顕在化した時にスポーツへの投資による漂白剤効果を狙っていたのではないかと不謹慎ながら思った。
モンテディオ山形のスポンサーは現在全国媒体での露出はなかなか望めないのが残念ながら現状。どちらかと言えば、前述の「二番目の広告目的」、ある程度の広告価値を求めながらも実際は企業メセナ、もっと言えばお付き合いに近いスポンサーも多いと思う。
それ故に新スポンサーを安易に求めれば求めるほど、自己のダークイメージを隠す漂白剤を求める法人が集まりやすいのではないか。
昔のことを殊更に取り上げてもこのブログを読んでいる人達の気分も害すると思うし、今更何の意味もないので詳細には触れないが、過去にはモンテディオの名前を使いモンテディオ公認事業という誤解を与えかねないイメージ形成を狙った法人の事例もあった。
それ故に我々もスポンサーシップを見る目は大切にしていかないと、気がついたときにはモンテディオが自分たちのチームで無くなってしまうことだって有り得ることを意識しておくべきだと思う。
大分のスポンサーにパチンコ店[日刊スポーツ]
そう言えば大分の新スポンサーは今晩、街中(首都圏)を歩いていたらトラック広告を出していたな~。今PRに一生懸命な企業なのかもしれんね。
まあスポンサーシップが決まったと発表された段階で「果たしてこれって良いのか?」と不謹慎ではあるが私も思った。他聞にしてステレオタイプな見方なのは自分でも分かっているし、大分サポーターがスポンサー決定後の試合で掲出した「マルハンありがとう」という横断幕には申し訳ないのだが。
企業のスポンサーシップには3種類あると思っている。
一つめは、もともとそのチームのメディアでの露出が高く広告を出すことによって企業・商品の認知度向上に繋がるもの。
二つめは、広告価値もある程度は求めつつ、地域もしくは社会的メセナを意識したもの。
三つ目は、広告価値よりもダークな業界イメージ、企業イメージを払拭するためのツールとしてのスポンサーシップ。
問題は三番目「我々はこんな有名なスポーツチームを支援・運営している」から素晴らしい企業だと吹聴するスポンサーシップ。このマルハンという企業はネットにネガティブ情報もなさそうだし、創業して間もない1960年代から多角化しているのでしっかりした企業であるように思えるので今回のケースにははまらないと思うことを前提に話すが、結構スポーツチームを利用して自己のダーティイメージを払拭する事例は多い。
例えば一昔前、F3000(現在のフォーミュラニッポン)に参戦していたある企業の冠のついたチームがあった。
何をやっている会社なのかはよく分からないが黒い車体にモータースポーツ好きだったら誰でも知っている国内トップドライバーを起用。また有名な俳優を総監督に起用し、そこそこ上位を走っていた。
しかし、その実態はテレフォンアポイントでトラブルを起こしている会社。自分の家にそのアポイントの電話が掛かってきて「○○」って知っていますか?と聴かれて、「あーあのF3000のチームをやっている会社ですか?」と言ったら最後。今からすぐ近くの駅まで来るから会ってくれだとか五月蠅く言われた記憶が私にもある。
まあMLMとかネットワークビジネスとかアポイントビジネスは人間の信頼関係とかにつけ込むのが反吐が出るくらい大嫌いなのですぐ巻いたけど。そんなのにノコノコ付き合ったらこんなトラブルになる可能性があった。先方の電話の内容と話し方ですぐ察したけど懐かしい思い出だ。
その内情を知っているだけにF1を見に鈴鹿に行ったとき、その会社が企業ロゴ付き景品がもらえるアンケートをしていたのに、大量のモータースポーツ好きな人達が我先に群がってあの「○○」チーム運営企業のアンケートと勝手に解釈して笑顔で何の疑いもなく回答していたのには驚いた。
実際あのアンケートがその後どのように使われるのは容易に想像できたからだ。正に鴨が葱を背負ってくるって感じだった。(苦笑)
マルハンについては前述の通り悪い評判もなさそうだし、ボーリング場やレストラン業など総合アミューズ系企業としての側面もあることから実情は何も知らないがあまりこの会社のスポンサーシップに現在はあまり心配する必要はないと思う。
しかし、企業そのものに問題はなくても、一旦たがが外れてしまったことも又事実。門戸がなし崩し的に開かれた後、群がる企業には、自己の暗部や恥部を「Jリーグチームのスポンサー」という漂白剤で表だけ綺麗にしようとする企業があっても可笑しくない。ある健康食品があるJリーグチームのメインスポンサーだから立派な企業だと思っている人もいただろうし、ある太陽熱温水機の企業はヨットやサッカーチーム(まあ後者は当時知名度低かったけど)をスポンサーしていたが、これも訪販の方法について問題が顕在化した時にスポーツへの投資による漂白剤効果を狙っていたのではないかと不謹慎ながら思った。
モンテディオ山形のスポンサーは現在全国媒体での露出はなかなか望めないのが残念ながら現状。どちらかと言えば、前述の「二番目の広告目的」、ある程度の広告価値を求めながらも実際は企業メセナ、もっと言えばお付き合いに近いスポンサーも多いと思う。
それ故に新スポンサーを安易に求めれば求めるほど、自己のダークイメージを隠す漂白剤を求める法人が集まりやすいのではないか。
昔のことを殊更に取り上げてもこのブログを読んでいる人達の気分も害すると思うし、今更何の意味もないので詳細には触れないが、過去にはモンテディオの名前を使いモンテディオ公認事業という誤解を与えかねないイメージ形成を狙った法人の事例もあった。
それ故に我々もスポンサーシップを見る目は大切にしていかないと、気がついたときにはモンテディオが自分たちのチームで無くなってしまうことだって有り得ることを意識しておくべきだと思う。
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