形は出来たように見えても問題は変わらず

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既に明け方になろうとしているが、昨日の試合を振り返ってみようか。
試合のレビューを書くのは5ヶ月ぶりだね。まあいつものように普通じゃない文書になるけど。
テレビに映っていたかは知らんが、15mの大型即席横断幕の件については、製作・掲出にご協力いただいたサポーターのみなさん有り難うございました。この横断幕の件は改めて書くつもり。

湘南戦、中盤で相変わらずボールが落ち着かない。
ボールを持ったプレイヤーがボールの出しどころを探している間に足が止まり相手にイージーにボールを奪取されるパターンが続く。オフザボールの他の選手達もスペースを探したり、フォローに回るという動きも少ない。「あそこはあいつの場所だ」というイメージで選手達がそれぞれ動いているように見える。チーム全体の悪しきセクショナリズムを感じるのが今年のモンテディオ。

現監督になってボールのサイドチェンジを多用するようになったのだが、単なるお約束ごとでやらされている感が強い。相手の守備が空いたスペースにサイドチェンジではなく、相手がいるスペースにサイドチェンジしてたら何にも成らないがなという感じ。

昨日は前半より、サイドからの切り込みからのゴール前への攻め込みが何度かあったし、全く駄目な状態が続いていたわけではないが、前線にボールを送る前に個が完全に殺されているせいで、チャンスそのものを作れない。

本橋の見事なミドルで同点に追いついたが、会場では大半のサポーターから溜息が出たのも事実。試合後の挨拶時、選手達の顔には負け試合と全く同じ表情の曇りがあったのもまた事実。


試合後、競技場裏の銭湯や横浜での関東組の飲み会で大勢の仲間と話した。色々みんなの思いが出てくるわけだが監督更迭是非論については色々な意見があるねぇ。

「辞めさせるのは代替人材もいない状況では危険すぎるので反対」
「監督に立て直すプランが無ければ即刻辞めるべき」
「GMの引責辞任を考えるべき」
「練習スケジュールが今年は少ないのもチームの完成度を下げ、選手のフィジカル90分もたない原因。プランを立てているであろうコーチ陣にも責任がある」

etc・・・


いずれにしても、樋口氏は実が伴わない形で自分の理想型を選手に当てはめている感じがするし、そこで中途半端なリアリズムを持ち込んで現状を変えようとするのは寧ろ傷を深くすると思う。また樋口氏の指揮以外での問題も大きいと思う。練習量の減少も然りだろうし、フロントの能力面も責められるべき。去年末の懇話会において、GMは明らかに保身に回り、且つ財務状況も把握していないなど現状認識が現場トップとして完全に不足していた。上層部がチームの全体像が見えていない状況は傷をより深刻なものにしている。

この閉塞感を打開するにはGM・監督更迭も止むなしというのが私の意見。
これまで有事の際、山形は大局的に物事を判断してこなかった。2000年の植木監督解任運動時もフロント上層部の事なかれ事大主義と反対意見の黙殺、当事者意識の不足が1年を棒に振る原因となった。


そして、2003年序盤の不振、フライデー問題後や2005年終盤の急失速。2006年7試合0勝。自分たちの沽券や世間体しか考えないトップマネジメントの姿は何も変わっていない。劇的な変化を自らが起こさない限りはまた歴史は繰り返されるし、モンテディオのJ1昇格は絵空事で有り続けると思う。


自分はもちろん何度も不振は経験してきた。この位でめげたりはしない。
だが、今の不振は必然。このことを我々サポーターも含めモンテディオに関わる全ての人間が肝に強く銘じるべきだと思っている。

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このページは、が2006年4月 9日 03:39に書いたブログ記事です。

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